歳出削減継続なら25年度に 内閣府は14日、政府の経済財政諮問会議に中長期の経済財政に関する試算を提出した。国と地方の基礎的財政収支(PB)は、高成長の場合、2026年度に0・2兆円で黒字化するとの見通しを示した。コロナに対する経済対策などの影響で25年度のPBは1・7兆円の赤字となるが、社会保障費の伸びを抑制するなどの歳出削減を続ければ、25年度の黒字化も可能としている。社会保障への削減圧力がさらに強くなることも予想される。 (以下略)