「趣旨理解し、適切に活用を」
「外国人技能実習制度における介護職種の追加に関する説明会」が全国で始まっている。13日の東京会場では、午前、午後の2回で700人以上が押し寄せた。
「介護は誰しもが直面する問題であり、それだけ社会全体として関心が高いのではないか」
他の分野との違いをそう感じていると話すのは外国人技能実習機構の川村修行理事だ。同機構は、11月1日に施行される技能実習法に基づく法定団体だ。今年1月25日に設立された。
国際的に「現代版の奴隷労働」という批判もある制度の改善につながるのか、技能移転という目的なのに労働力の受け入れになっているなどと与党からも批判も強く、国会での審議は長引いた。2回の通常国会で継続審議となり、ようやく昨年の11月中旬に臨時国会で成立。限られた日程の中で準備をこなしている。
(以下略)
|