報酬改定議論本格化へ
厚生労働省は4日、中央社会保険医療協議会(中医協)に医療機関の経営状況を示す医療経済実態調査を報告した。病院の損益率はマイナス3・1%で2年前の前回調査よりも悪化。診療所、保険薬局も悪化していたが、それぞれ15・5%、保険薬局も7・2%と依然高い収益差を維持している。調査結果を受けて、今後、具体的な改定額を巡る政府内での議論も本格化することになる。1病院当たりの医業収益は3
7億5千万円、介護収益は400万円。これに対し、経費は38億7千万円。一施設当たり1億2千万円の赤字になる計算だ。(以下略)
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