東京都 モデル事業で検証
東京都は21日、「第11回認知症対策推進会議」(議長=長嶋紀一日本大学非常勤講師)を開いた。東京都が取り組んでいる若年性認知症対策のモデル事業についての中間報告があり、若年性認知症の早期診断確定、専門相談窓口の設置の重要性などが課題として挙がった。 東京都は2009年度から11年度にかけて、若年性認知症に適したサービスの在り方を検討するため、特性に応じたモデル事業を実施している。 実施主体の一つ、特別養護老人ホームなぎさ和楽苑(東京都江戸川区)は、若年性認知症の人が馴染めるサービスが少ないことから、若年性認知症専門のデイサービス「あしたば」を設置。定員8人とし、就労支援活動と生きがい支援活動を実施している。(以下略)
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