- 四病協が厚労相に要望
四病院団体協議会(日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会)はこのほど、経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れの問題点について改善策をまとめ、長妻昭厚生労働大臣に要望書を提出した。 要望書ではまず、受け入れの重大な問題点として、@候補者の日本語能力の絶対的な不足A国家試験対策のテキストがないB入職後の教育担当看護師の負担・病院の経済的負担の大きさ などがあることを指摘。わずか半年間の日本語教育では簡単な挨拶程度しか出来ず、病院の指導者が業務だけでなく買い物等の日常生活にも常に付き添わなければならない。実際の仕事は日本人の看護助手の半分程度しか出来ないにもかかわらず、日本人と同等の給与を支払わなければならないことについても妥当ではないなどとしている。(以下略)
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