- 自立から要介護へ
- 1人暮らしが多数
国際長寿センター(森岡茂夫センター長)はこのほど、要介護認定を受けず自立して暮らしている75歳以上の後期高齢者の日常生活を5年間にわたって継続的に調査した研究結果を報告書にまとめた。2004年時点で対象となった300人の高齢者のうち、要支援認定以上となったのは全体の3割。機能が低下した人の電話や食事、外出、家事などのIADLの状況を分析すると「歩行(外出・買い物)」から始まっていることや、夫婦で暮らしている女性は最も認定率が低いなど、性別と暮らし方による機能低下の違いも明らかになった。(以下略)
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