- 都福祉士会実態まとめ トップはケアマネ
介護福祉士資格を取得しても介護の職場で働いていない「潜在的介護福祉士」が復帰する、あるいは離職希望を持っている介護福祉士が介護の仕事を続けていくために必要な支援のあり方について検討するため、東京都介護福祉士会が実施した調査研究事業の報告書がまとまった。東京都のほか、神奈川・山梨・新潟の4都県の介護福祉士会に登録している会員2037人のうち、「潜在的」有資格者は約13%にあたる250人。このうち、6割以上は介護職として再就職したいと考えていた。一方、現在福祉関連の職に就いている介護福祉士は3割超が転職を希望している。その転職先希望のトップは介護の仕事を抜いて「相談業務やケアマネジャー、福祉用具関連の仕事」で18%を占めた。給与への不満が最も多く半数を超えているが、「資格や経験が評価されない」も4割以上あり、介護福祉士資格だけでキャリアアップすることが難しい実態がうかがえる。(以下略)
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