政府は12月24日、09年度当初予算案を閣議決定した。一般会計規模は一般会計88兆5480億円で過去最高規模。高齢化の進展に伴い社会保障費全体は14%増の24兆6522億円。 安定財源を確保した上で実施するはずだった年金の国庫負担の2分の1の引き上げ2・3兆円は特別会計の積立金(埋蔵金)を流用。年金・医療等の自然増の伸びを2200億円抑制するとしていた夏の概算要求基準(シーリング)については、埋蔵金1370億円のほか、政府が道路特定財源を組み替えて創設する「地域活力基盤創造交付金(仮称)」から600億円を拠出する。
(以下略)
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