離職した介護職などを介護現場に復職・就職しやすくするため、東京都はこのほど、特養やグループホームの仕事の1日体験希望者やインターンを受け入れる事業を開始した。実際に働いてみながら、働き続けられる職場を見つけてもらうのがねらいだ。都は、施設が受け入れにあたって負担する昼食費や雑費、インターンを指導するインストラクターの人件費を補助する。体験者やインターンは原則無給だ。
都は今年度、介護施設での人材確保対策として「1日職場体験」と「インターンシップ」の2事業を実施する。体験希望者の資格や経験は問わない。以前介護の仕事をしていた人が段階を踏んで現場に入ることで介護職として復帰してもらうのがねらいだ。(以下略)