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終末期の希望ネットで専門職が共有
  • 2023/07/13
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IISEがイギリス版・人生会議でセミナー

 日本では「アドバンス・ケア・プランニング(ACP、通称=人生会議)がなかなか浸透しないのが課題だが、イギリスでは、終末期の患者の希望などを書面ではなくデータで記録・保存し、インターネット上で医師、看護師などの専門職や、緩和ケアチームなどが随時確認できるシステムが稼働している。「服用薬の家での保管場所」「気分が落ち込んだ時の対処法」などもデータに書き込まれ、救急時に活用されているという。 このイギリスでの取り組みについて、NECを株主とする国際社会経済研究所(IISE:東京都港区、松木俊哉社長)が6月20日、オンラインセミナーを開催した。英リーズ大学で緩和ケアを研究するマシュー・アルソップ准教授が、イギリスならではの終末期患者の希望や情報共有(ACP)を解説した。

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