世代間交流で生きがいも 東京都健康長寿医療センター研究所の鈴木宏幸研究員らの研究チームでは現在、地域の子どもたちに絵本の読み聞かせを行う高齢者ボランティアを養成し、認知症予防に効果を上げる取り組みを進めている。物語を覚えたり発声練習などの体力づくりを行う一連の活動プロセスには、脳機能を活性化させる要素が多く含まれている。子どもたちとの交流が生きがいとなり、楽しんで続けられるのも大きな魅力だ。(以下略)