鹿児島の介護医療院 PT署名活動で賛同呼びかけ
福祉用具レンタルは介護保険サービスの1つに位置づけられているが、利用できるのは在宅の要介護者だけで、介護保険施設に入所している高齢者には認められていない。このことに対し、鹿児島県日置市の介護医療院で働く1人の理学療法士が、施設入所者にも1人ひとりに適した車いすを提供できる新たな仕組みづくりを求めて署名活動を行っている。年末年始を挟むわずか3週間ほどで、全国の介護事業所や医療現場従事者から270もの賛同の声が集まった。入所者の重度化が進む中、車いすは「備品」扱いで施設の持ち出しで準備するものという考えが、実態にそぐわなくなっているのではないか。ぜひ、この問題提起を一緒に考えてみてほしい。
(以下略)
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